シール豆知識 ─ 加工編

加工編
表面を保護する目的や質感アップになり、ラベルとしての機能性や認知度を上げることができます。工夫次第でいろいろなシールができます。

種類と特徴

【PPラミネート加工】
シール表面を保護すると同時に、ツヤ光沢を出し印刷面を鮮やかに表現します。逆にツヤ消し用のマットPPもあります。短所としてコストアップになります。
【ニス加工】
表面にニス加工することにより、印刷面を守ります。結露が気になる冷食品ラベルに最適です。要望によりツヤ出しニス加工もいたしますが、通常納期より日程をいただく場合があります。逆に艶消し用にマットニス加工もできます。カラー印刷の場合、PP加工と違いコストアップをあまりしませんが、PP加工程の光沢や表面保護はできません。
【箔押し加工】
シール表面に、金箔を押す加工で高級感がでます。金箔以外にも、銀箔・赤箔・青箔・緑箔がありますが特殊素材の為、コストアップになります。
【ミシン目加工】
シールまたは台紙にミシン目を入れ、シート面付け済みのシールを簡単に切り離すことが可能になります。主にキャンペーンなどの点数シールに使われます。
【糊消し加工】
粘着面に特殊加工することで粘着の機能を無くすことができます。製造工程で好きな箇所に糊消しできるので、例えばラベルの上側だけ糊を消し、下側糊面を容器キャップ部に貼り付けPOPシールとして立体的に貼り付けできます。糊面はデザイン全体の30~50%程度が推奨ですが事前打ち合わせにより更に狭くできる場合があります。短所として特殊加工の為、小ロットには向きません。
【糊面印刷加工】
粘着面に直接印刷いたします。透明パッケージに貼り付け、裏から見たときに宣伝告知内容を見ることができます。例えばタマゴパック製品のキャンペーン告知などに使用します。全体にベタ印刷をすると粘着力がインク成分により弱くなりますので、文字などのデザインが前提となります。
【セパレーター面(台紙)印刷加工】
シールの台紙側に印刷いたします。糊面印刷と同様にキャンペーン告知などに使用されます。表と裏で情報量が2倍になるので効果的な宣伝ができます。無料配布するSP商品用ステッカーに適しています。

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